プログレナイト大成功!
31 May 2009
大入り満員で大成功に終わりました。
変拍子と組曲の連発で最後迄息を抜く間もない程に緊張感漂うライブ!!!キーボード4台、足下はペダル7つ。常に両手が鍵盤を触れていてパッチチェンジを行い、3つのペダルを同時に踏んだり徴忙しかった。その合間の譜面めくりが一番大変だった。いつもはキーボードを前と後ろに置いて立ってヘッドバンギングしながら演奏するけど昨日それは不可能。キーボードを一番近くにセッティングして座って最後迄演奏に集中。曲が終わった時の拍手・声援で皆が感動している事に気付きほっとした。
演奏したスポックの3曲は原曲は歌入りなのでそれを中西さんとカバー、プラス、ギターがこのバンドに居いないのでそのパートもキーボードでカバーしないと行けなかったので大変だった。プラス、"Crack The Big Sky" "Walking On The Wind" はニールが居た時の曲なので実際2キーボードプレーヤによって録音されているのでそれを一人でカバーするだけでも大変な作業。でもなんとか無事大きなミステイクも無く終わり個人的に満足。ていうか、本当に楽しかった!
2ヶ月前に中西さんと選曲して、じゃあ練習しようかなと思い原曲を聴き譜面を作った時点で「やばい!これ弾けない…」スポックの曲は弾きなれているし、これと言って速弾きは無く音のプログラムと毎日の練習で何とかなるけど、問題はジャン・リュック・ポンティーの曲。不可能に近かった。テクニック的にそのレベルに達していない事に気付き大焦り。バイオリンはフレットと弓なのでリフの書き方が独特で3つのオクターブを駆け巡るフレーズが弾ける。でも鍵盤で演奏する時はそうはいかない。プラス、一番難しかった"Imaginary Voyage"のキーがDb こっちに取っては最悪のキー。でもやるしかない!初心に戻り一つ々のフレーズを遅く始めテンポアップ。毎日6時間位練習して1ヶ月して初めて皆と練習してみると結構弾けてたのでほっとした。中西さんも苦闘していた。でも皆と練習している間にまとまって来て28日の最後の練習時点でそれなりの演奏が可能になった。本番後かなりの反省点が皆にあったけど、まずまず上出来な出発が出来た。この船は沈めない。完成させてやる!
だんだん日本で自分のやりたい事がやりたいメンバーと一緒に出来るようになって来て嬉しい。ライブの後、打ち上げで皆盛り上がった。中西さんは初めてのロックで子供みたいに盛り上がってた。次はもっと内容を濃くして、もっともっとプログレさせる。次のライブが楽しみ。
アメリカの方はスポック、GPS、K2、3つのバンドの次のアルバムの為に曲作りをしていて。発売されたらツアーにつながる。スポックはもしかしたら今年の末またドリームシアターの前座をやると言う話が来ている。アメリカ、ヨーロッパで。
ところで…この間、1曲アレンジをした。阿久悠のトレビュートアルバムの中の1曲でピンクレディーのWanted。プロデューサーがR&Bにしてほしいと言うのでシンプルな編成でドラム、ベース、ギター、ピアノ、ハモンド、トランペット、アルトサックス、トロンボーンを使ってダビング無しで一発録りをやった。ボーカルにはミズロック、Shihoの2人。7/29発売予定。アレンジ聞くと原曲のイメージが全くなく、ブルースブラザーズ+RyoFunk調になっています。お楽しみに!
もう一曲アレンジしたのはTBSアニメの"バスカッシュ"の挿入曲"Running On"。これは日本のトランス風に仕上がっていて6月17日発売。ピアノソロが入っていて結構格好良くし上がってる。
http://www.neowing.co.jp/JWAVE/detailview.html?KEY=PCCG-960
これからもっと気合い入れて頑張らないと! よーし!
Spock's Beard ヨーロピアン ツアー2008
05 July 2008
毎ショー俺のすべてを投げ出している。それが皆に伝わっていて終わった後のサイン会のでファンの目がキラキラしていて俺にサインを求めてくる。一緒に写真を撮ったり話をしたり。なんて幸せなフィーリングなんだろう。もうツアーを始めてから15年間続いているツアーだけど毎回この感動は素晴らしい。もっともっとファンに答えてあげたい。
残り5ショー、頑張る。力を振り絞って終わって日本に帰る。
今年は大変だ。五島での音楽祭がまた10月17日に行われる。その準備に追われる。Spock's Beardのレコーディングが8月にあり8月23日にはアメリカのピッツバーグのフェスティバルに出演する。このショーは見物。Spock's Beard を立ち上げたリーダー(ニール)が辞めたのは6年位前。その後4人でバンドを続けて来た。そのニールのバンドが同じフェスティバルに出演する。同じ日に。ニールがSpockのステージに立ち昔の曲を演奏する事を予定している。ファンは気が狂うほどに喜ぶだろう。

旅ツアーはいつも2階建てのバスで廻る。会場に昼着いてまず朝食「パンとハムとチーズとパンとハムとチーズとパンとハムとチーズとパンとハムとチーズと」毎日そればっかり。









第一回五島音楽祭
02 July 2008
900人以上の客が見に来てくれた。
去年の11月から五島に住み音楽活動を初め2月に仲間を集めその仲間がMUSIC510と言う実行委員会になり3月から仕込み5月24日に五島市福江文化会館で音楽祭が開かれた.3ヶ月と言う短期間でこんなに大きなプロジェクトを立ち上げて無事終わった。
この為に俺はすべてを投げ出した。自分の為に、五島の為に。音楽祭に来てくれた人達に俺の気持ちは伝わったと思う。音楽でこの島の人々を俺の心を伝えて感動させて幸せにすると言う気持ちを。
たくさんの作業があった。五島のミュージシャンを集めオーケトラを作り指導し、五島市、教育委員会に後援して協力してもらいゲストアーティストをブッキングして飛行機、宿泊などの手配。選曲、編曲、音楽監督、指揮、舞台監督、練習場所の手配、音響、照明のスタッフの手配、スポンサー探し、計り知れないほどの時間と能力と努力をかけて作った。俺と五島人(MUSIC510)のコラボでミュージックフェスティバルが成立した。この音楽祭に関わった全ての方に心からお礼を申し上げます。
このイベントは続けないと意味が無い。出来るだけ努力してみる。五島には俺の素晴らしい仲間が居るから。でもアメリカでの活動もおろそかに出来ない。Spock's Beard, GPS, K2, 3つもバンドを抱えている。アメリカから五島は遠い。移動が問題。でも出来るだけやってみる。自分の限界に挑戦してみる。


