プログレナイト大成功!

昨日のライブに来ていただいた皆様本当にありがとう御座いました。
大入り満員で大成功に終わりました。

変拍子と組曲の連発で最後迄息を抜く間もない程に緊張感漂うライブ!!!キーボード4台、足下はペダル7つ。常に両手が鍵盤を触れていてパッチチェンジを行い、3つのペダルを同時に踏んだり徴忙しかった。その合間の譜面めくりが一番大変だった。いつもはキーボードを前と後ろに置いて立ってヘッドバンギングしながら演奏するけど昨日それは不可能。キーボードを一番近くにセッティングして座って最後迄演奏に集中。曲が終わった時の拍手・声援で皆が感動している事に気付きほっとした。

演奏したスポックの3曲は原曲は歌入りなのでそれを中西さんとカバー、プラス、ギターがこのバンドに居いないのでそのパートもキーボードでカバーしないと行けなかったので大変だった。プラス、"Crack The Big Sky" "Walking On The Wind" はニールが居た時の曲なので実際2キーボードプレーヤによって録音されているのでそれを一人でカバーするだけでも大変な作業。でもなんとか無事大きなミステイクも無く終わり個人的に満足。ていうか、本当に楽しかった!

2ヶ月前に中西さんと選曲して、じゃあ練習しようかなと思い原曲を聴き譜面を作った時点で「やばい!これ弾けない…」スポックの曲は弾きなれているし、これと言って速弾きは無く音のプログラムと毎日の練習で何とかなるけど、問題はジャン・リュック・ポンティーの曲。不可能に近かった。テクニック的にそのレベルに達していない事に気付き大焦り。バイオリンはフレットと弓なのでリフの書き方が独特で3つのオクターブを駆け巡るフレーズが弾ける。でも鍵盤で演奏する時はそうはいかない。プラス、一番難しかった"Imaginary Voyage"のキーがDb こっちに取っては最悪のキー。でもやるしかない!初心に戻り一つ々のフレーズを遅く始めテンポアップ。毎日6時間位練習して1ヶ月して初めて皆と練習してみると結構弾けてたのでほっとした。中西さんも苦闘していた。でも皆と練習している間にまとまって来て28日の最後の練習時点でそれなりの演奏が可能になった。本番後かなりの反省点が皆にあったけど、まずまず上出来な出発が出来た。この船は沈めない。完成させてやる!

だんだん日本で自分のやりたい事がやりたいメンバーと一緒に出来るようになって来て嬉しい。ライブの後、打ち上げで皆盛り上がった。中西さんは初めてのロックで子供みたいに盛り上がってた。次はもっと内容を濃くして、もっともっとプログレさせる。次のライブが楽しみ。

アメリカの方はスポック、GPS、K2、3つのバンドの次のアルバムの為に曲作りをしていて。発売されたらツアーにつながる。スポックはもしかしたら今年の末またドリームシアターの前座をやると言う話が来ている。アメリカ、ヨーロッパで。

ところで…この間、1曲アレンジをした。阿久悠のトレビュートアルバムの中の1曲でピンクレディーのWanted。プロデューサーがR&Bにしてほしいと言うのでシンプルな編成でドラム、ベース、ギター、ピアノ、ハモンド、トランペット、アルトサックス、トロンボーンを使ってダビング無しで一発録りをやった。ボーカルにはミズロック、Shihoの2人。7/29発売予定。アレンジ聞くと原曲のイメージが全くなく、ブルースブラザーズ+RyoFunk調になっています。お楽しみに!

もう一曲アレンジしたのはTBSアニメの"バスカッシュ"の挿入曲"Running On"。これは日本のトランス風に仕上がっていて6月17日発売。ピアノソロが入っていて結構格好良くし上がってる。
http://www.neowing.co.jp/JWAVE/detailview.html?KEY=PCCG-960

これからもっと気合い入れて頑張らないと! よーし!