The Myth Of The Mostrophus

「ザ・ミス・オブ・ザ・モストロファス〜神獣伝説〜」

The Myth Of The Mostrophus InsideOut Music Sony Music Entertainment

Sony Musicから2022年7月29日全世界同時発売される日本版の最新ソロアルバムの予約受付が5月24日から始まります。 この日は亮の誕生日なので是非彼へのプレゼントに1枚‼︎ 予約お待ちしております。

アルバムは6曲入りで特にタイトル曲のThe Myth of the Mostrophus〜「ザ・ミス・オブ・ザ・モストロファス〜神獣伝説〜」スポックス・ビアードの現在と過去のメンバーにより収録されていて、ボーカルはニック・ディバジリオテッド・レオナルドのデュエット。更に、22分という壮大な曲に仕上がりました!

この度発売の商品は、日本版CD、300枚限定の輸入盤レコード(黒、透き通った赤)そして、なかなか聴く事の出来ないデモバージョンのCDなどの組み合わせでご購入頂けます。お好みのセットでお楽しみください!

  • ソニーから発売される日本版にはボーナストラックが2曲追加されています
  • 全ての輸入盤LPには海海外リリース仕様のCDが付属されます
  • 輸入盤LPと日本版CD、輸入盤LPとデモバージョンCDセットは200円割引き

下記のリンクをクリックしてストアに行って下さい。

「ザ・ミス・オブ・ザ・モストロファス~神獣伝説~」の起源

2020年11月28日、ライヴ・ストリーミングの「ザ・フュージョン・クリスマス・クラッカー」に参加し、他のバンドを見ていた時、I Am the Manic Whaleが目に留まり、中でもリード・シンガーでベーシストのマイケル・ホワイトマンに興味を惹かれ、すぐに連絡を取り「次のソロ・アルバムのコラボライターに興味は無いか?」と尋ねたら、彼は熱烈に「もちろん!」と答えてくれた。

4枚目のソロ・アルバム『Coming Through』 [2002] の発売以降書き続けていた曲の中から30曲程のインストのデモをマイケルに送ると、即座に歌詞を付けた音源を送り返してきた。その一つ一つを聴きながら「これは行ける!」と確信し、アルバム制作の火蓋が切られた!

次は「どんなミュージシャンを集めて録音するか」が課題だった。 兼ねてから奥本亮ヴァージョンの“スポックス・ビアード”を制作したいと思っていたので、今回のソロ・アルバムを機に各メンバーに連絡を取ると、すべてのメンバーが参加を承諾してくれた。

アルバムの1曲目となる「ミラー・ミラー」は、アメリカのSFドラマ[『スター・トレック』]のエピソード「Mirror, Mirror(イオン嵐の恐怖)」からイメージされた曲で、そこではミスター・スポックがヒゲを蓄えて登場している。「スポックのビアード(Spock’s Beard)」スタイルの回というパーフェクトさ! もう一つの曲「ザ・ミス・オブ・ザ・モストロファス~神獣伝説~」は22分の大作で、このアルバムのタイトルにもなる曲。長編大作曲が嫌いなプログレ・ファンは居ないはずだ! “Myth/ミス=神話”これはアルバムの最終曲にすると決め、スポックス・ビアードのメンバーで締めくくると決断した。ニック・ディヴァージリオに連絡をして、スィートウォーター・スタジオで彼はドラムの録音をし、その上にデイヴ・メロスアラン・モースがダビングを重ね、最終的にニックとテッドのデュエットで歌を収録した。これで遂に“Ryo’s Beard”が完成した。

残る4曲はスポックス・ビアードとは全く方向性の違うものを作りたいと考えていた。そんな最中、2022年4月に行われたプログジェクト(ProgJect)のデビュー・ツアーのリハーサルをジョナサン・ムーヴァーと行っていた。余談だが、このツアーのクリーブランドからバッファローまでの移動中のツアー・バスの中でこの文章を書き上げた! 先程の4曲について、ジョナサンが演奏することを快諾してくれたので、早速デモを送り、彼の元に足を運び、共にデモを聴き、話し合い、リハーサルし、リアレンジし、彼の叩きたい方向性が決まった。そしてリッチ・マウザーに連絡を取り、パサディナにある彼のスタジオ(モースハウス)でジョナサンのドラムを収録した。

かくしてリズム・セクションの基盤が出来上がった!果たして他のパートは誰が演奏するのか!?

以前のアルバム『Makin’ Rock』と『Coming Through』ではスティーヴ・ルカサーを起用した。しかし、いま彼は彼自身のソロ・アルバムの制作と新生TOTOを軌道に乗せて行くことに専念して多忙を極めていたため、ジョナサンに最適なギタリストを推薦してもらうことにした。そして彼はライル・ワークマンスティーヴ・ハケットに連絡を取ってくれた。ビンゴ! その直後、マイク・ケネリーのプログジェクトへの参加が決定し、即座に今回のアルバムへ参加を依頼した。また少し前にマーク・ボニーラと演奏する機会があり、彼にもアルバム参加を依頼していた。そして、両者共に参加を承認してくれた!

さらに、物凄くグルーヴ感が良く、それでいて超ロックなベース・プレイヤーが必要だ!

再びジョナサンが動き、白羽の矢を立てたのがリビングカラーダグ・ウィンビッシュだ!他のミュージシャン同様本当に信じられないが、ダグが参加を承認してくれた。そして、「Chrysalis」と「Turning Point」の2曲に彼のベース演奏がフューチャーされることになった。

最後にして最も重要な選択となるのがリード・ヴォーカルだ!

本当に幸運なことに、プログジェクトのバンド・メンバーであるマイケル・サドラー がここにいる!それに加えマルチな才能のある若手のランディー・マクスタイン、そして我らがマイケル・ホワイトマン!今回のコラボライターだ。

今回のエンジニアであるリッチ・マウザーには特別な感謝を述べたい! 彼はスポックス・ビアードの全てのアルバムのミックスをやって来た人物だが、それと全く同じクオリティを今回のアルバムでも発揮してくれた凄腕のエンジニアだ!

ここまで完璧なアルバムに仕上がったことに、とても満足している。あとは出来るだけ多くの人たちに聴いてもらい、将来はこのアルバムで世界ツアーを是非実現させたい!

曲目

  1. ​Mirror Mirror [09:27]
  2. Turning Point [06:53]
  3. The Watchmaker (Time On His Side) [06:25]
  4. Maximum Velocity [08:11]
  5. Chrysalis [07:35]
  6. The Myth of the Mostrophus [22:14]

さらに、CDの日本語版には、次のボーナストラックが含まれています。

  1. Waiting To Be Born [04:49]
  2. Sonny [03:55]

参加アーティスト